オオカミ知識。
オオカミを知ってもらいたい!
そう思い知っている事を書いてみました。
むかし日本ではオオカミは山の神として崇められていました。
山の生態系の頂点にいたオオカミを大きな神様(大神)とたたえていたのです。
狂犬病や乱獲などで絶滅したと言われています。いなくなったことで自然に起きていることがオオカミに捕食されていた動物達の増加です。
天敵がいなくなった動物は増加して住処が狭くなったり食べ物がなくなって木の皮や根っこや実を食べつくし森林の被害も増えています。木が少なくなると山に蓄えられる水の量が少なくなり、大雨が降ると山の表面が川のようになり土砂崩れにもなって悪循環になっています。
オオカミが生態系を維持していたという事がわかると思います。
他の野生動物でも同じで、ヒヅメのある動物は山を耕し、草木を食べる動物は草刈りをし、木の実を食べる動物はタネを運ぶ。動物も虫でも同じで増えすぎないように捕食しているって事は世界に必要だと証明している事と同じです。増えすぎても減りすぎても駄目っていうことです。
海外には野生のオオカミが生息しています。
ならば海外のオオカミを日本に放てばいいと思われるかもしれませんが、実際に野生の鹿や猪を捕食すると思いますか?
それより小さなウサギやキツネなどを主に捕食すると僕は思います。
危険性が少ないし確実だから。
日本にいたのはニホンオオカミで海外のオオカミと遺伝子は同じですが、日本に渡り生息しながら少しずつ独自の進化していったので同じオオカミではないと思っています。
オオカミは群れで行動し一頭づつに役割があります。
オオカミの品種改良されたていったのが犬で、身近な犬で言うと分かりやすいので犬で説明します。
例えばペットショップの店内にドッグランみたいなものがあるとして、尻尾を振って近寄ってくる犬をよく見ますよね!
その犬は、センサー犬で危険があるかないかを判断しているのです。鳴く回数によって仲間に知らせていて、決して触って欲しくて来てるわけじゃありません。
散歩でリードをグイグイ引っ張ったり急に止まったりするのは、あなたがリーダーとしてふさわしいか犬は試していたりします。
他にも散歩中に、この先に行きたくないとダダをこねたりするのは危険を察知しているからで、全ては群れを守ろうとする本能的な行動です。
犬の先祖はオオカミなのでオオカミの習性を知っていれば犬に対する考え方や躾なども変わってきます。
犬の話になってしまったので戻ります(汗)
山を守り維持するためには絶対に必要な動物なので、僕もニホンオオカミを蘇らしたいと思っています。
海外のオオカミとハスキー犬などを掛け合わしたウルフドッグという犬種がいます。
僕が飼育しているトトロもウルフドッグで
97%以上のオオカミです。
日本ではウルフドッグの飼育するのに特に決まり事はないですが、リードや首輪を噛みちぎるので金網などで逃げないように囲いをするようにとありました。
海外では飼育を禁止しているところもあり、躾を間違えれば飼い主でも襲われるという事例もありました。
オオカミは群れで暮らすのでリーダーが弱いと生きていけません。群れの中で繁殖できるのはリーダーだけなのでリーダーの座は常に狙われています。
トトロも同じで常にリーダーの座を狙っていて僕がリーダーにふさわしくないと感じたら襲いかかりにきます。
人を襲うから恐ろしいと思うかもしれませんが生きていくために必要だからの行動なのです。
オオカミをただ怖いと思うのではなく、まず知ってもらえればオオカミのイメージも変わると思いますし、実際にトトロに触れてみてもらえれば間違いなく感じると思います。
怖いなぁと思って触りにいくとトトロも恐怖心を感じ取ります。
今までトトロに会いに来てくれた人達を見ていてよく分かりました。
野生の血が強い動物ほど怖がりで少しでも危険を感じたら逃げます。
トトロも初対面の人には近づかないし怖いと思っているので隠れますが、トトロと触れ合う時は僕が強制的に連れ出すので触れてあげてください。
長々と書きましたがオオカミは語りつくせないので、またいつか書きます。
読んで頂きありがとうございます。
今日のトトロショット🐺
気付いていないの?
カエル乗ってるよ😅